オーストラリア初の大麻合法化について

Australia
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オーストラリア初となる大麻合法化。
 
オーストラリアの首都キャンベラがあるACT特別区では
   
2019年9月25日の議会で大麻合法化の法案が可決され、2020年1月31日より、施行されます。

オーストラリア初の大麻合法化・ACT特別区

今回の合法化の概要です↓

オーストラリア大麻合法化

HOW MUCH ARE YOU ALLOWED TO HAVE?
Provided you are over 18, you’ll be allowed to possess up to 50 grams of the green stuff and grow two plants for your personal use.There will also be a maximum of four plants allowed at one residence.
(参照元:news.com.au:”What new weed legalisation laws actually mean”)

(ACT特別区に住む)18歳以上の成人に対し、
個人使用目的に限り
一人につき50グラムまでの所持と、
2株までの栽培が認められる。
(1軒につきは、4株まで。)

Personal Use(パーソナルユーズ=個人使用)ということで、
医療用としてなのか、嗜好用としてなのか、どういう解釈をすればいいのか
いくつかの記事を読んでみました。

 
最終的な私の解釈としては
 
「全て自宅内で完結させればOK」ということです。
 
なので、個人使用の目的が医療用であれ、嗜好用であれ、外に持ち出さなければ自由ということ。
 

議論になっていたのは、オーストラリアの連邦法とACT特別区の法律とのギャップです。
 
連邦法では大麻の所持や栽培は法律違反とされているため、
そのギャップをどうするのかという点については

He acknowledged possessing and growing cannabis would remain a federal offence, and the risk of prosecution was “not entirely removed”, but “in practice” the laws would not apply.
(参照元:The Guardian)

 
”実際には連邦法が適応されることはないだろう”ということです。
(そんな軽い感じでいいん?(笑)って思ったけど)

オーストラリアでの大麻の非犯罪化

非犯罪化(Decriminalised=ディクリミナライズ)とは?

非犯罪化(Decriminalised=ディクリミナライズ)
 
大麻の所持や栽培等、法律違反ではあるけれど、犯罪歴としては残らないというもの。

  
今回合法化されるACT特別区でも、30年ほど前から、大麻の所持、栽培はすでに”非犯罪化”されており
 
「60日以内に罰金をきちんと支払えば犯罪歴に載ることはない」という内容だったそうです。
  
今回の合法化について、

Mr.Barr
Mr.Barr

“This is an evolution not revolution”「革命ではなく、進化だ」

というのはこういうことか、と納得です。

もっちゃん
もっちゃん

解禁まで残り1週間ほどですので、引き続き、注目しておきたいと思います!

ちなみに、合法化ではなく非犯罪化にする理由としては、
色々なことが言われていますが、
 
よく言われるのは、Harm Reduction(ハームリダクション=害を減らす)のためということ。
 
ここでのハームリダクションとは

ハードドラッグ(ヘロイン・コカインなど、身体的・精神的な中毒性の高いもの)の使用を減らすために、
ソフトドラッグ(大麻やマジックマッシュルームなど、身体的・精神的な中毒性が低いもの)の罪を軽くする。

(参照元:Wikipedia:ハードドラッグとソフトドラッグ)

実際、オーストラリアはドラッグユーザーが多いと言われており、ACTだけでなく、SAやNTでも非犯罪化されているのにも納得できる。
 

ただ、ローカルの友達いわく、非犯罪化については、全員にフェアではないというのが現実問題で、警察による差別もあるようです。
  

警察のさじ加減で決まるって怖い。
 

オーストラリアの大麻について|実際住んでみた印象

私は、WA、SA、NSW、TAS、VICでの生活をした経験があるのですが、
 
特別ここといって、大麻が大きな問題になっているような場所はありませんでした。
 
ドラッグの問題もあるので、大麻だけが目立つということはないですね。
 
正直なところ、大麻は身近にあるなぁと感じます。
週末になると、そこら中から匂いがするし、お隣さんからも。笑
 
これまで何人かの友達に、大麻について質問したことがありますが、
 
「正しい知識を持って、正しく使えば、(よく眠れるなど)ベネフィットがある」
 
「大麻よりお酒の方がよっぽど身体に毒」
  
人それぞれ、意見は違いますが、日本のように「大麻=ダメ、ぜったい!」という反応とは明らかに違いました。
 
海外での生活が長くなってきて、日本での大麻の逮捕報道にとても違和感を感じるようになったのは、こういう環境にいるからなのかもしれません。
  
  

オーストラリア国内初の大麻解禁|まとめ

オーストラリア国内での大麻解禁は、これから更に進んでいくものと思われます。

嗜好品としての使用は、色々な意見がありますが、
  
研究が進んで、色んな疾患に有効であることが証明され始めていることは事実です。
   
なので、医療用での解禁が進み、必要としている人たちに届くようになればいいなぁと思います。

オープンに色んなことを議論できる環境って大切!
今回友達と話していて、一番思いました。
 
たばこやお酒のことを話すように、
日本でも、まずは、大麻について話すことがタブーでなくなる世の中になってほしいと思います。
 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました^_^

参照元:news.com.au(What new weed legalisation laws actually mean)
https://www.news.com.au/lifestyle/health/what-new-weed-legalisation-laws-actually-mean/news-story/4892190bb35a9ab3cf1d3efa1a6a2602
参照元:The Guardian(Australian Capital Territory votes to legalise cannabis for personal use)
https://www.theguardian.com/australia-news/2019/sep/25/cannabis-set-to-be-legalised-in-australian-capital-territory-for-personal-use

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