オーストラリアで出会った「ゼロ・ウェイスト」。
プラスチックフリーも含め、「ゴミを出さない」という考え方や生活スタイルが気にいって続けてきました。
ですが、先日、日本へ帰国し、買い出しのためにスーパーへ行くと、プラ包装の多さにショックを受けました…
オーストラリアにいた頃と比較して、感じたことや、日本でのゼロ・ウェイストの取り組み方について、考えたこともシェアします。
ゼロウェイスト:オーストラリアでの買い物スタイル
メルボルン・オーストラリアにいた頃は、マーケット(市場)での買い物が基本でした。


ほとんどの野菜や果物をパッケージなしで買うことができ、お肉やお魚は持参したタッパーに詰めてもらうことができてたんですよね。
ゼロ・ウェイストを目指す上で、かなりストレスフリーなお買い物ができていたと思います。
ゼロウェイスト:日本のスーパーマーケット

日本のスーパーでの買い物を、実は楽しみにしていたわたし。
オーストラリアでの生活を経験した後、わたし自身がどんなことを感じるのか、興味があったんです。
現実は、想像以上のプラ包装の多さで、けっこうなショックでした。
野菜はほとんどのものがビニール包装されていて、にんにくひとつですら丁寧にネット入り。

なんでやねーん!
お肉も買おうと、お肉カウンターへ向かいました。

包装を少しでも減らしたい…!
お肉屋さんのお姉さんが、パックに入れたお肉を、さらに袋に入れようとしていたので
「ナシでもらえますか?」とお願いしました。
笑顔で「はい!」と答えてくれ、安心していると
パックがどこかへ行き、ビニール袋入り(しかも2枚重ね)のお肉が出てきました。

な・ん・で…?
お姉さんは、色々と考えて、ビニール袋を2重にしてくれたに違いありません。
これ以上こだわって、さらに袋を無駄にもしたくなかったので、そのまま受け取ることにしました。
ゼロウェイスト:包装なしという考え方がない?
お肉カウンターを後にして、彼に言われて気づいたことがありました。
「ビニール袋」とか、「包装」とか、もっとはっきり「何が要らないかを言うべき」じゃない?「プラスチックを使いたくないから」って、そこまで言わないと伝わらないんじゃない?
たしかに、「それナシで」って、なぞなぞやん。笑
メルボルンの生活で当たり前になっていたために、きちんと伝える努力をしてなかったなぁと反省した点です。
わたしの感覚だと、日本ではゼロ・ウェイストやプラスチックフリーの考え方がまだ一般的ではないように感じていて、だから「包装なし」という発想もないのが普通なのかなぁと。(「袋いりますか?」と聞かれないこととか)
これからはきちんと、何が要らないのか、どうして要らないのかも説明しようと思いました(^^)
ゼロウェイスト:別のスーパーで嬉しい発見と希望
別の日、食材の買い出しのために違うスーパーへ行ってみることに。
そこで、嬉しい発見とゼロ・ウェイストの希望が!

まずは納豆!
紙カップ入りのものが売られていました(^^)

日本に帰ってきて、納豆が手軽に食べられるのは嬉しかったけど、やっぱりゴミが気になっていたので、かなり嬉しい発見!このメーカーを応援する!
次は、「エコパック」としてお肉が売られていたことです。

普通の包装のものより値段も安く設定されていたし、こういう取り組みがされていることを知れただけでも嬉しかった〜!
この台紙、完全に紙ではなく、プラスチックコーティングはされているので、プラフリーには遠いですが、なにか変えようとしている姿勢に感動した!👏
できるだけ、こういう取り組みをしているお店で買い物をしようと思いました。
消費者であるわたしたちが、お店やメーカーを選ぶことも意思表示のひとつであり、声をあげる方法です!
ゼロ・ウェイスト:これからの付き合い方を考える

現状は、コロナウイルスの流行で、自由に外出できないし、ちょっと遠くの市場まで〜なんてことも出来ません。
オーストラリアでは外出制限などが半年間は続くと言われていたこともあり、日本の現状を見ると、もっと時間はかかるんじゃないかなぁと個人的には思っています。
それでも、こんな状況だからこそ出来る、ゼロ・ウェイストな取り組みもたくさんあるはず!
宅配便が動いている限りは、地方の農家さんから直接野菜を買うとか、パッケージ入りの加工食品を減らして、手作りを増やす、とか。
たとえば、お菓子の手作りが難しくても、個包装のものから、大袋入りにするだけでも、ゼロ・ウェイストにつながると思います(^^)
日本に帰ってきた以上、オーストラリアはこうだったのに…ではなく、日本で出来ることをひとつずつやっていこうと思います(^^)

オーストラリアで学んだことを活かす時がきた!
Stay Homeでストレスの多い日々が続いていると思いますが、このときをチャンスに変えて、楽しく過ごしていきましょー\(^o^)/
さいごまで読んでくださって、ありがとうございました(^^)

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